2015年6月24日
ウェディング・結婚用語辞典〜悪魔の眼を惑わすブライズメイド・アッシャー〜
中世ヨーロッパから始まった伝統
ブライズメイド
ブライズメイドとは、結婚式の準備全般やパーティの幹事など、ふたりの結婚式を最高のものにするために、ともに準備をする役割の女性のことを言います。
中世のヨーロッパが起源で、花嫁の幸せを妬む悪魔から花嫁を守るために、友人たちが花嫁と同じような衣裳を着て付き添い、悪魔の眼を惑わした伝統が由来とされ、姉妹や友人など親しい未婚女性2〜5名に頼むことが一般的です。
衣裳は白以外のお揃いのドレスを着てブーケを持ち、花嫁に華を添えて引き立てます。人数が多いほどステイタスが高いとされ、ブライズメイドの中でも花嫁と一番親しい、代表的な立場の女性を「メイド・オブ・オナー」と呼んでいます。
アッシャー
アッシャーとは、ゲストを式に案内したり、花婿の付添いで身の回りの世話や、結婚式の進行のサポートをする男性のことを言います。
中世ヨーロッパでは悪魔から新郎・新婦を守るための役割という説と、結婚式の行列を盗賊から守るために、花婿と同じ服装をして盗賊の目を誤摩化したという説があります。新郎の兄弟や友人など、近い間柄の未婚男性2〜5名に頼むことが一般的です。
また、アッシャーの中から代表を選んで中心的な役割をする人のことを「ベストマン」と呼んでいます。
挙式後は新郎新婦に続いてブライズメイドとカップルになって退出する演出もあり、結婚式を更に華やかにしてくれる印象的な演出です。
新郎新婦と親しい友人に囲まれ結婚式を創りあげるその模様は、ゲストの方々にも大好評! これから結婚式を挙げられる方はぜひご検討くださいね。