2015年2月4日
ウェディングブーケの由来と種類 〜ウェディング・結婚用語辞典〜
ドレスを素敵に引き立てるブーケ
ブーケとは、「生花や造花の花束」「種々の花の匂いを混合した香水」「ワインの芳香」を意味します。日本でブーケが広まったのは第二次世界大戦後。結婚式の洋式化に伴って用いるようになったと言われています。それからは花嫁が持つ花束のことをブーケと言うようになりました。
ブーケには基本的な形がいくつかあります。
ドレスのタイプによって似合うブーケの形も変わるので、ドレス姿を素敵に引き立てる、相性のよい形を考えなければいけません。
また、お色直し前後の衣装で、それぞれの衣装に似合うブーケを用意する方もいますし、どの衣装にも似合うブーケを用意してオシャレを楽しむ方も少なくありません。
それでは、代表的なブーケの形をご紹介いたします。
ラウンドブーケ
花を半円形に集めて作った丸いブーケ。キュートから大人系までどんなイメージにも仕上がるのが魅力です。愛らしい雰囲気のドレスに合い、裾広がりのマーメイドにもマッチします。色使いや花材にこだわって個性を発揮できる形です。
オーバルブーケ
ティアドロップともいわれ、涙のしずくに似た形。ふんわり感があり、大きめの花や動きのある葉ものが映えます。花材次第でノーブルにもキュートにもなるので、どんなドレスにも合わせやすい形です。
キャスケードブーケ
優雅なボリューム感のある縦長のラインが特徴で、格調高いブーケの代名詞。存在感のある花材を使うとゴージャスになり、トレーンの長いドレスや、チャペルなど広い会場に合います。
クラッチブーケ
花を束ねただけの自然なスタイルで、茎の部分を握る持ち方になっているのが特徴的。ガーデンウェディングや、カジュアルなパーティに映えます。個性派ドレスに合うようなナチュラルなイメージや、スタイリッシュなイメージが味わえるのも印象的です。
さまざまな色や形を選ぶことができるウェディングブーケ。
衣装にぴったりの特別なブーケが見つかるといいですね!