2015年5月13日
ウェディング・結婚用語辞典〜門出を祝う顔合せ〜
両家の親交を深める食事会とは?
顔合せ食事会とは、婚約が決まった時にそれぞれの両親を相手側に紹介する為に設けるものです。結納とは異なり、決まった式次第やルールはないので、自由に会話を楽しみ、お互いについていろいろな話をしながら親交を深めます。
会場や費用、服装については両家の意向によりさまざまなので、事前に相談が必要です。
会場
・料亭やレストラン
懐石料理が食べられる料亭やフレンチのコース料理、中華料理などが食べられるレストランが人気。
周囲が気にならない個室で行うことが一般的で、結婚式の会場が決まっている方は下見を兼ねて会場内のレストランで行う方もいます。
・自宅
昔ながらの結納の名残で、男性側が女性宅を訪れるというケース。
時間制限を気にせず落ち着いて過ごすことができ、家庭環境がよくわかります。リラックスして過ごすことができるので、会話が弾みます。
費用
食事会の予算は平均してひとり1万円程度。その他、遠方から出向く場合の交通費や宿泊費、記念品を購入する費用などが必要になります。
服装
女性の場合は丈の短すぎないワンピースや落ち着いた色のスーツ、料亭では振袖なども人気です。バックは小ぶりなものをセレクトし、派手目なものは避けましょう。
男性の場合は、黒やグレー系のスーツを着るのが一般的です。会場の雰囲気に合わせて、お互いに格を揃えたフォーマルな服装が望ましいです。両家のバランスが合うように事前によく相談することが大切です。
両家の関わりが始まる大切な顔合せ。良好な関係を築いていくためにも、お互いの要望や意思を確認しながら進めていきましょう。