華やかな衣装を着て、女性が一生で一番美しくなれる日が結婚式。そのため、結婚準備から当日まで、結婚式は女性が主役だという意識が強く、男性は引き立て役のような存在でした。
しかし、最近の結婚式では、少し事情が変わってきているようです。

今の結婚式は男性も主役？

現在の30代より若い世代は、家庭科の授業を男女一緒に受けていたり、男女雇用機会均等法が施行された後に社会に出ており、「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」というような意識が、その上の世代よりも薄いと言われています。

結婚式でもその傾向が表れてきているようで、最近では準備から当日まで、積極的に参加する花婿を「イケ婿」と呼ぶそうです。
このイケ婿、どんな存在かと言うと…、とにかく結婚準備に協力的。そして、強制されるのではなく、みずからも彼女と一緒に楽しみます。
準備だけでなく、当日の演出への参加も積極的です。女性が「旦那さんの家に嫁ぐ」という感覚が薄れている今、男性も「親への感謝を表したい！」と披露パーティで感謝の手紙を読み上げる花婿もいるのだとか。そして、彼女以上に号泣してみたり……。

そんな心優しく、感性豊かなイケ婿であれば、最初の難関と言われる結婚準備も問題なく乗り切れるかもしれません。

 
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by 尾越 まり恵
大学卒業後、リクルートの制作会社にて9年間、結婚情報誌『ゼクシィ』の制作に携わり、2011年に独立。フリーライターとなる。女性のキャリア、恋愛、結婚、出産、子育てなどについて取材・執筆。主な専門は「シングルマザー」「生殖医療（不妊治療）」「ワーキングマザーの仕事と子育て」。
ブログ : http://ameblo.jp/happyhappywoman/