2014年10月1日
ウェディング・結婚用語辞典〜ウェディングドレスは女性の憧れ〜
始まりはヴィクトリア女王から
今回は、ウェディングドレスのはじまりについてご紹介します!
ウェディングドレス=白というイメージが定着したのは19世紀後半。
1840年に大英帝国のヴィクトリア女王が着たシルクサテンとレース地の純白のドレスとベールが、まさに花嫁衣裳のシンボルとなっていたそうです。
ヴィクトリア朝では女性の処女性を理想化していたため、純潔で無垢なイメージの象徴である白いドレスを、王室の花嫁や上流階級の花嫁達が好んで着ていたと言われています。
庶民の女性達にとって白いウェディングドレスは憧れとステイタスシンボル。当時最も豊かな国であった英国で、現代と同じように、様々な雑誌やエチケットブックが上流階級の結婚式や礼法を一般に広めていったそうです。
また、本来のキリスト教式の挙式では長袖で胸元がつまったデザインが用いられ、なるべく肌を隠し、長いトレーンをひくのが正式だと言われています。しかし、ホテルや式場のチャペルの場合は、ノースリーブなど肌を出してもかまわないと言われています。
これからお探しの方はぜひ、いろいろなドレスを着てみて、
ご自分のお気に入りの衣装で式を楽しんでくださいね。