2014年10月15日
ウェディング・結婚用語辞典〜ブーケ、ブートニアの儀式〜
プロポーズに花束を
今回はブーケの由来についてお話しします。
昔ヨーロッパで、男性が女性にプロポーズをする時に、野の花を摘んで花束を作って渡したことがブーケの始まりといわれています。
花束を贈られた女性は、結婚を受諾する返事として、花束から一輪の花を抜き、男性の胸に挿したそうです。
現代の結婚式では、花嫁が手に持つ花束のことをブーケと呼び、造花ではなく生花で作られるケースがほとんどです。ブーケにはさまざまな花材、形があり、ドレスのデザインや持つ人の体形などによって、似合うブーケが異なります。
また、ブーケプルズやブーケトスといわれる演出があり、ブーケをキャッチした方が次の花嫁になって、幸せをもらうことができるという言い伝えがあることから、披露宴中に未婚の女性にプレゼントをするという演出も人気です。
時には、押し花ブーケやプリザーブドフラワーにして記念に残す花嫁も。
ブーケを決める事前の打合せは、ウェディングドレスや会場の写真など、当日のイメージがわく参考資料を持参すると、よりイメージに合った色合いや、ぴったりな形のブーケを作ることができます。
これからブーケをお探しの方はぜひ、ご自分のイメージに合ったブーケができるように、お花屋さんやプランナーさんと相談してみてくださいね。