2014年11月26日
ウェディング・結婚用語辞典〜フラワーシャワー〜
気候が良く、連休も多い秋は婚礼シーズンです!
その時期に結婚式場の近くを通ると、フラワーシャワーやブーケトスなどのセレモニーの光景をよく目にします。このような華やかで楽しげな祝福は、見ていてなんだか嬉しい気持ちになり、つい顔がほころんでしまいますよね。
そこで今回は、ゲストが笑顔になる人気セレモニー「フラワーシャワー」についてお話しします。
実は魔除け!? フラワーシャワーの秘密
「フラワーシャワー」とは、挙式終了後、新郎新婦が退場する時、もしくは式場の外に出てくる時に、ゲストが花びらを降りかけてふたりを祝福するお祝いの演出のこと。
花の香りで辺りを清めて、幸せを妬む悪魔から新郎新婦の身を守り、これからの幸せを祈るという意味があります。見た目も華やかで幸せ感満載のこのお祝いは、実は魔除けだったのです。
このように、香りが重要なフラワーシャワーですが、実際のところ、日本では生花よりも造花を使用する場合が多く、専用の花びらが流通しています。
他にも、欧米では新郎新婦の幸せを願って何かを降りかける習慣があります。
たとえば、お米を撒くライスシャワー、シャボン玉を吹きかけるバブルシャワー、花びらと羽を一緒に降りかけるフェザーシャワーなど、その種類はさまざま。
やはりこのような演出を希望する花嫁は多く、式場を決める段階から、独立型のチャペルでフラワーシャワーができるところを探すという方も。
みなさんの笑顔があふれる思い出作りにオススメの演出です。
ブライダルフェアなどでは、こういった演出を体験できるところもあるので、ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか?