2015年2月12日
次の花嫁になれる?「ブーケトス」の言い伝え〜ウェディング・結婚用語辞典〜
始まりはヨーロッパから
前回のブーケの基本的な種類に続き、今回はブーケを使用した演出についてご紹介します。
ブーケトス
ブーケトスとは、結婚式を終えた花嫁が未婚女性のゲストに向かってブーケを投げる演出で、そのブーケをキャッチした女性は次に結婚できるという言い伝えからその名が付けられました。
もともとはヨーロッパの結婚式で行われていたもので、花嫁の幸せにあやかろうとする参列者に、花嫁のドレスやブーケを引っ張ったりさせないように、幸せのおすそわけの意味でブーケをトスしたのが始まりと言われています。
また、トス用のブーケは、演出用に用意したコンパクトサイズのブーケを準備する方が多く、色合いもさまざま。結婚式で使っていたブーケをトスしてしまうと、お色直しまでブーケがないままとなってしまうためです。
屋外の独立型チャペルなど、ある程度のスペースがあれば可能なので、人気の演出です。
ブーケプルズ
もしも雨になってしまった場合は、「ブーケプルズ」という演出も。
ブーケプルズとは、花嫁が持つブーケの先に数本のリボンを巻きつけておき、それを未婚女性のゲストが引く演出のこと。くじ引きのように一本だけがブーケとつながっていて、それを引き当てた女性が次の花嫁になるという欧米の言い伝えがもとになったもので、日本でも広く行われています。
ブーケプルズは、花嫁とゲストの距離が近く、ブーケトスのような俊敏な動きもないため、雨の日に屋内で落ち着いて行うのにはぴったりです。
女性が楽しめる人気の演出なので、ぜひ参考になさってくださいね!