2015年4月16日
ウェディング・結婚用語辞典〜未来に繋がるバージンロード〜
花嫁の人生の道
バージンロードとはチャペルや教会の入口から祭壇に向かう中央の通路のことで、花嫁の汚れない純潔さを象徴し、神の前でふたりが結ばれることを意味します。
また、花嫁の人生を表す道と呼ばれ、歩き始める最初の道が人生に例えられています。英語では「ウェディングロード」とも言われ、扉が開いた瞬間を「誕生」、そこから一歩一歩未来への道を歩んでいくというイメージで花嫁と花嫁の父が進んでいきます。お父様と過去を振り返る道として今までの時間を思い出しながら、家族や友人、恩師、いろいろな方に支えられて生きてきた道だと実感して歩むのです。
そして、バージンロードの先にいるのが新郎。ここから先が『未来』となります。バージンロードの先が無いのは、これからふたりで歩んで作っていくという意味合いがあり、ふたりしか歩けないバージンロードは神聖な道です。
特にお父様が花嫁の手をとって、新郎に受け渡す瞬間が感動的なシーンですよね。そんな意味を込められ作られているバージンロード。これから結婚式を迎える方はいろいろな記憶をたどりながら、かみしめてくださいね。