2015年7月1日
断ると罰金!? 〜ヨーロッパ、逆プロポーズの日〜
ヨーロッパでは、逆プロポーズが最も成功する日があるのを知っていますか。その日は、4年に1度しか訪れない2月29日なんです。
イギリスやアイルランドではこの日を、「逆プロポーズの日」とする風習が今も残っています。
逆プロポーズ、その起源とは
起源は、5世紀のアイルランド。
その国で、はじめて女子修道院を開いた聖女ブリジッドが、聖パトリック(アイルランドにキリスト教を広めた)に求婚したのが、2月29日だったことから、民衆の間で慣習化されていったと伝えられています。
その後、1288年にはスコットランドで、「女性からプロポーズしていい日」が法律として制定されました。これを断ると罰金か女性に絹のドレスを与えなければならないという記述も付け加えられています。
驚きですね!
このときのスコットランドは、男性優位社会で、プロポーズするのは男性からしか認められていなかったようです。今でもイギリスではそのときの名残が残り、うるう年になると婚約指輪の売上が23%も伸びるというデータがでています。
日本でも女性から男性に逆プロポーズし、結婚に至るカップルが増えています。今の彼とどうしても結婚したいという女性のみなさん、ヨーロッパの風習にあやかり、来年(2016年)2月29日に向けてプロポーズの計画をしてみてはいかがでしょうか。