トップ > 結婚用語辞典 > ウェディング・結婚用語辞典〜縁起の良い飲み物「桜湯(さくらゆ)」〜

Blog

ブログ

2015年10月6日

ウェディング・結婚用語辞典〜縁起の良い飲み物「桜湯(さくらゆ)」〜

桜湯(さくらゆ)がお祝いの席で使われる理由

桜湯

お見合い、結納のようなお祝いの席でもてなされる飲み物です。日常で家に来たお客さんをもてなすときには、よく煎茶が出されますが、煎茶にはその場だけ取り繕ってごまかす「お茶を濁す」「茶茶を入れる」という言葉があります。このことから慶事では、「桜湯」を出すことが多いです。

桜湯には「花開く」という意味も込められ、縁起の良い飲み物とされています。

桜湯に浮かぶ桜は「桜漬け」

桜湯に使われている桜は、桜を塩漬けにしたもので桜漬けと言います。春に五分〜七分咲き程度の八重桜を採り、がくを取り除いたあとに梅酢と塩でつけ込み保存しておきます。それを湯のみ茶碗に入れてお湯を注ぐことで次第に塩が溶け、花びらが開き上の方へ浮かんできます。花がぱっと開き、見た目にも美しいです。

 

ちなみに儀礼的なことが終わったあとには、煎茶を出してもよいとされています。地域によっては、桜湯だけでなく「よろこぶ」という意味が込められる昆布茶がもてなされることもあります。

 


ウェディングブックレットの公式サイトはこちら
ウェディングブックレットのサンプル冊子請求はこちら

  • サンプル冊子請求
  • 0120-95-9978