2015年11月4日
会場を癒やしで包む素朴な結婚式「ラスティックウェディング」って?
「結婚式は、自然でふたりらしいアットホームな式にしたい。」「形式張った結婚式はなんか恥ずかしい。」こんな風に自然で気取らない形式を好むカップルにおすすめなのが「ラスティックウェディング」。
Rustic(ラスティック)には、「自然な」「素朴な」という意味があります。森や芝生が広がり、心地良い風が優しい屋外で大切なゲストのおもてなしができるなんて素敵ですよね。アメリカでは、結婚式のあげ方の定番のひとつになっているほど、人気があるんです。
今回は、そんな「ラスティックウェディング」についてご紹介します。
挙式の会場は、教会でもなく神社でもなく自然の中で。
会場は、教会や結婚式場に併設された会場を使うのがスタンダードですが、ラスティックウェディングは、自然の中。木々の隙間から降り注ぐ木漏れ日や時折ふんわりと吹く風など、自然だからこそ作り出せる演出が優しい雰囲気を作ります。実際にリゾート地としても人気の軽井沢の大自然の中でラスティックウェディングを行ったカップルもいるそうです。
小物や料理にもひと工夫、手作りのものや季節のものを取り入れて。
披露宴で使う小物も自然をつかって用意します。例えば、ウェルカムボードやお食事で使うランチョンプレートは木や切り株を使ったり、ナフキンなどの小物には麻などの天然素材にレースを巻いたりして、オシャレな空間を演出していきます。お食事は、ゴージャスで贅沢素材を使ったものというよりも、その季節に採れる食材をふんだんに使った、家庭的な料理が似合うでしょう。
おふたりの衣装は、ナチュラルコーディネートで。
新婦は、細身で刺繍の入ったシンプルなドレスがおすすめ。髪飾りには、葉や野花を使った自然に溶けこんでいきそうなチョイスがすてきです。ブーケはもちろんベジタブルブーケやファーマーズブーケで更にナチュラルな雰囲気を演出♪
新郎は、かっちりしたタキシードよりもラフで自分らしさがでるシャツやジャケットがおすすめです。
日本でも、ラスティックウェディングのように形式に縛られない素朴な結婚式をプロデュースする会社も増えています。ふたりらしい空間が演出でき、気取らない雰囲気にゲストも癒やされる。きっと、優しい気持ちが行き交う結婚式なるはずです。ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。